近年のアプリの急速な普及とインターネット回線の性能の向上によって多くの人が利用し、アプリを通じてリアルタイムで人と繋がれる、ライブ配信。
今回はライブ配信を始めてみようと思う方に向けた記事です!
ライブ配信に必要な知識
ここでは、ライブ配信を始めるに当たって一番最初に知っておくべき3つのことを紹介します。
・動画市場の急速な伸び
・著作権、プライバシー、倫理観
・収益のメインは投げ銭
動画市場の急速な伸び
Ameba関連事業とインターネット広告事業を主とするサイバーエージェントがデジタルインファクトと共同で、国内の動画市場動向についての調査を行いました。
2019年の動画市場動向は昨年の141%となる2592億円と大きく伸びており、さらに今後はスマートフォン動画の拡大が期待できるため、2023年には5065億円に達すると予想されています。
このように動画市場は益々伸び続けており、来年2020年には5Gが普及されていくため、動画市場はさらに加速度的に大きくなっていきます。
5G到来によりライブ配信の欠点であったタイムラグや処理落ちが無くなることが期待されるため、ライブ配信するなら今がまさにチャンスであると言えるでしょう。
著作権、プライバシー、倫理観
ライブ配信はリアルタイム配信であるため編集することができません。そのため、著作権・プライバシー・倫理・法律などに触れるようなことや、差別的表現にはより一層気を付けなければなりません。
著作権侵害をしたり、プライバシーを晒すようなことになれば、裁判沙汰になることがあるため、無断で曲を使用したり、住所を公開したりすることを避ける必要があります。
また、ライブ配信で差別的表現をすると、ネットに一生残り続けることになります。
アンチからの心ない酷いコメントを受けたのをきっかけに炎上してしまってはいけないので、言葉遣いやアンチに対する怒りのコントロールをできるようになっておくことが重要です。
ネット上で炎上すると人々の記憶に残り、ネットであなたのことを調べると過去に炎上した内容が表示されるため、再就職しようとするときに苦労するかもしれません。
ライブ配信時は自分の言葉一つ一つに注意しながら発言してください。
収益のメインは投げ銭
ライブ配信の収益は「投げ銭」と呼ばれる、ライブ視聴者がライブ配信者に対して「今日のライブ楽しかったからありがとう」という気持ちを込めて、小銭(ギフトやダイヤ)を支払うことがメインの収益となっています。
例えると、路上ライブをしている人に対して、「良い音楽を聴かせてくれてありがとう」という気持ちを持ってお金をギターケースなどに投げ入れることをネット上で行うのが投げ銭と呼ばれるシステムです。
基本的には投げ銭は気持ち程度のものなので、ライブ視聴者側は運営側が決めた金額から自由に決めることができます。
ライブ配信者の中には、「投げ銭いっぱいくれたらライブ配信を延長する」といったやり方で投げ銭を大量に獲得している配信者も中にはいます。
ライブ視聴者側が任意で支払っているため、「もうこれ以上はライブ配信見なくてもいいかな」と思えば払わなくてもOKですし、「もっとみたい!」という人は投げ銭をします。
ライブ配信者として稼ぐための方法なので、「そういう稼ぎ方もあるんだぁ」程度で覚えておくといいかもしれません。
ライブ配信の方法
ライブを始めるに当たって下記4つのことから始めます。
・コンセプトを決める
・最適なプラットフォームの選択
・アカウントの作成
・SNS活動も欠かさずに行う
コンセプトを決める
ライブ配信をする前に、なぜライブ配信をするのか、なにをライブ配信で話すのか、などのコンセプトを決めておく必要があります。
適当に話している人のライブ配信を見ていても面白くないので、できる限り「自分はどういうコンセプトでライブ配信するのか?」ということを突き詰めて考えておくと良いでしょう。
例えば、恋愛や教育、物申し系や面白い系などがあります。
もともと有名な人なら喋るだけのライブ配信でも「その人を見たい」という価値があるため、コンセプトはあまり必要ありません。
しかし、有名人ではない人は、コンセプトを決めてライブ配信をしなければどういった視聴者向けの配信なのか分からないため見てくれる人も少なくなります。
コンセプトを決めてライブ配信していくと、ファンが徐々に増えていき、あなた自身に価値が付き始めて、あなたを見たい人がライブ視聴してくれるようになれば、有名人と同じようにしても視聴者はついてきます。
有名になるためには、まずはライブ配信のコンセプトを決めて活動していきましょう。
最適なプラットフォームの選択
ライブ配信する際には自分のコンセプトに合った最適なプラットフォームを選ぶようにしましょう。
ライブ配信できるいくつかのプラットフォームとその特徴について簡単にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 17Live…歌やダンスなどパフォーマンスをしたい人。稼ぎたい人。
- Pococha…雑談メインで活動していきたい人。
- Live.me…10代〜20代の若者向け。内容の凝った雑談をメインにしたい人。
どのプラットフォームで活動していくのかを決めるには、どのくらい本気でライブ配信に取り組んでいくか、どういうライブ配信をしていきたいのかが選択する際の重要なポイントになっていきますので、プラットフォーム選びは時間をかけてでも慎重に選びましょう。
アカウントの作成
利用するプラットフォームが決まれば早速アカウント作成をしましょう。
アカウント作成は基本的には、名前(ニックネーム可)を登録するだけ利用できるものばかりですし、後からアイコンや自己紹介を設定できるため、アカウント作成自体は一分もかからずに終えることができます。
SNSも欠かさずに行う
「今日からライブ配信者だー!頑張るぞー!」といき込んでライブ配信したものの、誰も見てくれないなんてことは当たり前のように起きます。そのため、Twitter・InstagramなどのSNSや実際会ったことある人に自分がライブ配信していることをアピールしていきましょう。
ライブ配信で有名になるためには1つのサービスだけに依存していると、なかなか伸びないため、しっかりSNSやその他活動をしていきましょう。
最後に
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